具体的な目標(志望校)が決まっている場合、その合格に向けて必要な学習内容・学習時間を提示します。
志望校未定の場合、大まかな希望(大学付属校か進学校か・男子校か女子校か、など)をうかがった上で、ご父兄や生徒と相談して志望校や目標偏差値を策定します。具体的な志望校・目標偏差値を定めないまま受験学習を進めることも可能です。
目標が決まったら、志望校合格に向けたカリキュラムを作成してお渡しします。カリキュラムは学習状況に合わせて随時変更を加えていきます。 学力の向上や出題形式の相性などにより、学習過程で志望校を変更したほうがよいと判断した場合は早めに提案します。
※(どの学年・時期からでも入塾できます)
小1~3 通塾のめやす:週1回(算国40分ずつ)
学校進度を超え、理解度に合わせて学習内容をどんどん先取りします。反復練習・確認テストを繰り返して漢字・計算などの基礎事項を徹底的に固めます。これが小4~小6の受験勉強で大きな差になります。 小4・小5から集団塾に通う準備として通うこともできます。
小4 通塾のめやす:週2回(算・国)
国語:読解問題の考え方、出題形式ごとの答え方をしっかりと身につけます。漢字・語句は間違えた問題を反復練習させて確実に覚えさせます。
算数:学校で習わない、受験に必要な学習を始めます。特殊算(つるかめ算など)・図形の面積などの基礎事項を確実に理解・定着させます。
※学習時間が確保できる生徒は社会・理科の基礎知識を宿題に加えます。
小5 通塾のめやす:週2~3回(算・国+社理)
本格的な受験勉強に突入します。 国語:読解問題はテーマごとに集中して取り組み、問題と解答のパターンを染みこませます。漢字・語句は入試出題可能性が高いものをほとんど正解できるように繰り返し練習・テストします。 算数:受験に必要な基礎知識(単位計算・特殊算・図形など)を計画的に習得させながら、応用問題や複合問題にも挑戦します。苦手な分野はさかのぼって復習し、不安点を残さないようにします。 社会・理科:受験に必要な基礎知識を体系的に習得させます。意味のわからない語句や理由を説明できないことがらをなくしておきます。
小6 通塾のめやす:週3~4回(算・国・社・理)
志望校合格に向けた具体的な対策授業を行います。 国語:志望校の出題傾向を分析し、過去問演習・解説はもとより、出題可能性の高いテーマ・形式の問題を数多く解かせます。記述中心の学校を受ける場合は時間をかけて記述対策を行います。漢字・語句はできなかった問題ができるようになるまで徹底的に反復練習させます。 算数:受験に必要な基礎知識の習得をできるだけ早く(遅くとも1学期中)に終わらせ、過去問や志望校出題傾向に合わせた問題を特訓します。苦手分野はおもに講習期間を利用してじっくりと復習し、他受験生との得点力差を解消します。計算は正解率100%を目指して充分に練習させます。
他塾に通いながら受験 1回のみ、必要なときのみの受講もできます
〇他塾授業の復習
理解不足点を中心に復習し、個々の単元をしっかりと身につけてから次へ進ませます。確認テストや復習プリントも通常どおり作成します。授業教科を固定せず、生徒の希望に応じて毎回必要な教科・単元を扱うこともできます。
〇苦手な教科・分野の特訓
苦手な理由を明確に指摘し、具体的な改善策を実行します。時間のある講習期間にまとめて授業を組むこともできます。
〇模試対策
模試日程・出題範囲を確認し、必要な解説のみならず時間配分や問題難易度の識別方法解説もおこなって少しでも高い偏差値が出るように指導します。模試結果を踏まえて弱点を分析し具体的改善策を提示します。
〇志望校対策
志望校の出題傾向に沿った具体的な対策を実践します。過去問や学校説明会資料などを参考に、どの教科でどのくらい得点すれば良いか、そのためにはどうしたら良いかを浮き彫りにして進めます。国語の記述問題対策、算数の空間図形特訓、社会の歴史特訓、理科の天体特訓など、ピンポイントの指導で得点力を高めます。
塾長より
公立小学校卒業者の私立中学進学率は約20%(東京都)と、決して高くありません。そのため、周りで遊んでいる友だち(非受験生)に流されることのないよう、強い覚悟と意志が必要です。特に小学生の場合は一人で意志を貫くことがまだ難しく、家族の協力が非常に大切です。
これまでたくさんの中学受験生を担当してきましたが、残念ながら次のような生徒も中には見受けられます。
・目標とする学校の偏差値に届いていないにもかかわらず十分な努力をしない。
・遅刻・欠席が多く、宿題忘れも目立つ。
・弱点やミスを認めようとせず、うっかりミスは○としてしまう。
これらの生徒にはもちろん改善をうながしますし、心を入れ替えて奮起し見事に志望校合格を果たした生徒にも多く出会いました。
しかしながら、何度注意しても受験生らしい姿にならず、志望校合格レベルとの乖離を埋められないまま時間を浪費してしまうこともあります。中学受験は最終的な受験ではなく、高校受験や大学受験が控えているため、このような場合は中学受験を断念して遊びや習い事に思う存分熱中した方がよいと考えます。(志望校合格レベルに十分達していて遊びや習い事を優先するのは問題ありません)
反対に、本人とご父兄に受験への強い覚悟・意志さえあれば、現状の学力や志望する学校の偏差値が高くない生徒であっても、ぜひ担当させて頂きたいと思います。規模の大きい塾では学力の高いクラスに主力講師を注力する傾向が強いですが、快適塾ではやる気のある生徒には講師もやる気で答えます。
学校のテキストテキスト・カリキュラムを確認し、学校進度に合わせた指導を行います。 学校の提出課題を毎回確認し提出期限をしっかりと守らせます。自宅で進められない場合は快適塾で計画的に自習させます。 学校のテスト日程や出題範囲を確認し、確認テストや復習プリントも活用して得点を上げるための具体策を実行します。 指導教科を固定せず、毎週必要に応じて希望の教科を指導することもできます。
塾長より
公立小学校の場合、学校以外で特に勉強をしなくても十分に良い成績が取れる生徒が多いです。それでも、定期的に塾に通って苦手な問題を克服したり、さらに難しい問題に挑戦したりすることや、自習に来て1日30分でも学習する習慣を身につけておくことは後々必ず生きてきます。
私立小学校の場合、学習内容が公立に比べて高レベルになることが多く、内部進学基準を満たすためにも、塾に通って対策をしておくことが有効です。一貫校では、理解に遅れが生じるとそのまま何年も理解不足を引きずったままになりがちです。学校の勉強についていけなくなったら早めに対策を講じておく必要があります。
検定日程・受験級を確認し、合格カリキュラムを作成して計画的に対策授業を進めます。 単語・連語の確認テストを毎回実施し、必要な知識事項を確実に身につけます。 リスニング対策・2次試験(面接)対策も万全に行います。 英検までのみの授業設定や試験直前の集中授業も可能です。
塾長より
帰国子女や幼いころから英語に触れている子どもでなければ、小学生が受験する英検は5~3級がふつうです。3級までの資格では高校・大学受験、就職などでの効果はあまりありません。しかし、たとえ5級であっても具体的な目標を定めて努力し、合格を勝ち取ることのよろこびを体験することは大きな価値があります。また、合格を期にまた1つ上の級に挑戦したり英語をさらに勉強する意欲がわく効果もあります。また、高校受験を目指す生徒は中3までに準2級を取っておくと都立推薦入試や私立推薦・一般入試の際に内申が有利になることが多いため、その足掛かりとして時間に余裕がある小学生のうちに早めの英検対策を始めるのは大いに意味があります。
学習計画例②
公立小学校に通う小学6年生
授業希望・目標
私立中学入試対策(4科入試)
授業は週4回、算・国・理・社を各1回ずつ。授業後に自習時間を設け、理解した内容をしっかりと復習する習慣をつける。教科間の実力差が出てきた場合は国語の授業時間の半分を算数にするなどしてバランスよく得点できるようにする。
授業のない日でも可能なかぎり自習に来て学習時間を確保する。